客席に手を振って応えるNegicco
ペンライトを振って盛り上がるNegiccoのライブ
開演前にはファンが買い物を楽しんだ

 新潟県を拠点に活動する女性3人組アイドルグループ「Negicco(ねぎっこ)」のライブが21日、群馬県の下仁田町文化ホールで開かれ、全国から集まったファン約350人がネギの色に光るペンライトを振り、ネギでつながった町での公演を盛り上げた。

 Negiccoは新潟県の特産ネギ「やわ肌ねぎ」をPRするために2003年に結成。町特産の下仁田ネギが縁で、16年から町で公演している。

 コロナ禍で4年ぶりの開催。会場の外では地元の商店主が露店を設けて下仁田ネギやこんにゃくの関連商品を販売し、ファンとの交流を楽しんだ。東京から訪れた女性ファンは「下仁田はNegiccoファンの間で評判の場所。町の人たちが歓迎してくれて、なんだか地元の祭りに来た感じがする」と笑みを浮かべた。

 ステージと客席が一体となったラインダンスがおなじみの曲「圧倒的なスタイル」をはじめ、アンコールを含め計16曲を披露。メンバーのNao☆さん、Meguさん、Kaedeさんの掛け合いが笑いを誘い、ほっこりとした空気に包まれた。

 3人は「町全体でライブを盛り上げてくれるのが伝わる。20年の節目に、第二の古里のような下仁田でライブが開けてうれしい」と話していた。