女子 右手人さし指を突き出し、ゴールする常磐のアンカー大竹=前橋総合運動公園群馬電工陸上競技・サッカー場
男子 農大二の4区徳本主将(右)からたすきを受け、走り出す5区野見山

 全国高校駅伝(12月24日、京都)の出場権を懸けた県高校総体駅伝の部は29日、前橋市の前橋総合運動公園群馬電工陸上競技・サッカー場を発着点とする周回コース(男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロ)で行われ、男子は農大二が2時間9分18秒で5年連続32度目の頂点に立った。女子は常磐が1時間14分26秒で6年連続23度目の優勝を飾った。男女とも優勝校が全国大会、上位6校が関東大会(11月18日、千葉)の出場権を獲得した。オープン参加を含めて男子25チーム、女子15チームが参加した。

常磐・最終区で逆転、6連覇

 アンカーで抜き返す劇的な展開で、女子の常磐が6年連続23度目の頂点に立った。逆転勝利を演じた5区(5キロ)の大竹音々は「やってきたことを信じて走り切った」と笑顔。町田勇樹監督は「サポートに回った部員も含め、8人全員でつかんだ勝利」とたたえた。

 常磐、健大高崎、新島学園の戦力が拮抗(きっこう)し、...