野球やサッカー、バスケットボールなど県内では週末を中心にさまざまなプロスポーツチームが活動しており、多くの観客が会場に足を運んでいる。視聴環境の充実などもあり、自宅のテレビなどで観戦することもできるが、生の迫力や臨場感を体感するには試合会場に直接訪れたい。バスケットボールBリーグ1部(B1)の群馬クレインサンダーズの本拠地で、4月に開業した太田市のオープンハウスアリーナ太田では試合をより楽しめる企画が充実する。会場到着から試合が終わるまでの流れをまとめた。

 試合に向かう前に、まずはチケットを手に入れよう。チケットはB.LEAGUEチケットサイトで購入できる。今季のサンダーズのホーム戦は全てオープンハウスアリーナ太田で開催。車で行く場合はアリーナのある太田市運動公園の駐車場を利用できるほか、太田駅を経由する太田市役所発着のシャトルバスでもアクセスできる。

 5000人を収容できるメインアリーナは県内最大級の広さ。国内最大級の可動式センタービジョンや劇場型照明、国内初導入の音響設備で壮大な演出を行う。座席の最前列とコートまでの距離が2メートルと近く、どこの席からでも見やすいことも特徴だ。

 会場に着いたら、入場待機列から手荷物検査を済ませていざアリーナの中へ。VIP席は1階、一般席は外の階段を上って2階の入り口から入場となる。中に入ると大きなセンタービジョンが迎えてくれる。

 試合開始の約30分前には両チームの選手が入場し、ウオーミングアップが始まる。練習では豪快なダンクシュートも見られるほか、試合中とは違った選手の表情にも注目だ。

 試合開始直前には場内が暗くなり、...