経済産業省が1日発表した群馬県内のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均小売価格(30日時点)は、前週より1円高い173円70銭と8週ぶりに値上がりした。全国平均は横ばいの173円40銭だった。
石油情報センターによると、パレスチナ情勢の緊迫化による供給懸念が高まって原油価格が上昇し、ガソリン価格は補助金の減額幅を上回って値上がりした。
同センターは、来週も転嫁遅れなどで値上がりを予想している。担当者は、現在の補助金が適用される年内のガソリン価格について「基本は175円を軸に推移する」とみている。
県内のハイオクは前週より1円10銭高い184円80銭、軽油は60銭高い152円30銭、灯油の店頭価格は3円安い18リットル当たり2066円だった。