多種多様なこけしを見る来場者

 群馬県内外の作家の力作が一堂に会する「第29回全国創作こけし美術展in渋川」(渋川市など主催)が1日、同市の市民会館で始まった。幅広い年代の45人が手がけた多彩なこけし127点が、来場者を魅了している。7日まで。

 形や大きさ、モチーフはさまざまで、特徴的なこけしがそろう。複数の種類の木材を合わせたり、彫りや絵付けを細かく施したりした個性あふれる作品が並ぶ。現代の名工、青木蓼華(りょうか)さん(同市)と加藤龍雄さん(同)や海外アーティストの作品も楽しめる。

 県民らから募集した渋川創作絵付けコンクールの応募作品90点の展示や、こけしの即売会もある。

 午前9時~午後5時(最終日は同4時)。問い合わせは市生涯学習課(☎0279-22-2500)へ。