群馬県の山本一太知事は2日の定例記者会見で、11月8~16日に英国と米国を訪問すると発表した。
英国では北部のスコットランドで教育関係者と面会し、学校を視察する。スコットランドは、県が力を入れる非認知能力分野で先進的な教育を実践しているという。
米国では、IT企業が集まるシリコンバレーを視察する。高崎市の富岡賢治市長も同行し、同市の堤ケ岡飛行場跡地にIT関連企業を誘致する構想に役立てる。ロサンゼルスで動画配信大手Netflix(ネットフリックス)関係者と会い、県のクリエーティブ産業の拠点化に向けた協力を求めるという。
山本知事は「グローバルな視点から教育、産業の先進的な取り組みを学ぶことは群馬県にとって大いに意義がある」と強調した。